炭酸水素塩泉

温泉水1kg中の溶存物質量(ガス性のものを除く)が1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が炭酸水素イオン(HCO3)(含有量が340 mg以上)の温泉

陽イオンの主成分により、ナトリウムー炭酸水素塩泉、カルシウムー炭酸水素塩泉、マグネシウムー炭酸水素塩泉などに分類される。カルシウムー炭酸水素塩泉からは、石灰質の温泉沈殿物が生成されることがあります。
炭酸水素イオンは皮膚の洗浄効果を高め傷口の消毒や殺菌を促すので、きりきずの治癒に役立地ます。
古い角質を取り除き潤いを保つ働きが促進され、皮膚乾燥症の改善に役立ちます。
また、含有する二酸化炭素(CO2)が皮膚を通して体内に吸収され、末梢血管を拡張し、血流を改善するので、末梢循環障害の改善に効果見られる。血流が改善されるため冷え性の症状の緩和される

  • カルシウム(・マグネシウム)-炭酸水素塩泉
    カルシウムイオンが炎症を抑え、アレルギーや慢性的な皮膚疾患、かゆみを緩和する効果が期待される。
    飲泉すると血糖値を低下させるので糖尿病に効果が期待される。
    利尿作用とともに乳酸が排出されるので、痛風に効果が期待される。
  • ナトリウム-炭酸水素塩泉
    炭酸水素ナトリウム(重曹)は血行を促すとともに、古い角質を柔らかくする作用があり、石鹸のように皮脂や汚れを落とし、肌をなめらかに整えるクレンジング効果が期待できる。
    飲泉すると、胃酸を中和し炭酸ガスを発生して胃の粘膜を刺激し活発にして消化を助けるので、胃十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、糖尿病、痛風、肝臓病に効果が期待できる。